湘南ベルマーレ・曺貴裁監督、敗戦にもサバサバ「選手の意気込みは評価していい」

明治安田生命J2リーグ第37節が10月15日に行われ、パロマ瑞穂スタジアムでは名古屋グランパスと湘南ベルマーレが対戦した。試合は2-3で湘南の敗戦。試合後、湘南の曺貴裁監督が記者会見に出席した。

試合は激しいシーソーゲームとなった。名古屋に先制を許すも、前半のうちに湘南が逆転。しかし後半、名古屋に再逆転を許し、2-3で敗れる結果となった。勝利を収めればJ1昇格が決まっていた可能性もある重要な一戦について監督は「そう簡単に（昇格決定は）来ないなって、自分でも思っていた」と語る。

「1点取られても、ひるまずにすぐ2点返してくれた選手の意気込みは評価してあげてもいいと思いますし、決して下を向く内容ではなかったと思います。シンプルに名古屋さんの『勝ちたい』という気持ちが我々を上回ったという感じがします」と総括した。

「欲を言えば2-2とか同点で推移して、残り15分とか10分に挑めば、もっともっとスリリングな展開になったと思います。名古屋さんを相手にするときは、ある時間帯はこっちのリズム、ある時間帯は相手のリズムみたいな試合が多い。実際、ちょっとシステムを変えた後は、我々にチャンスが作れそうな場面もありました。失点が足かせになっちゃったのかなって感じはしますけど、そんなに悪くなかったなと思います」と、内容には一定の評価を示した。