明治安田生命J1リーグ第3節・北海道コンサドーレ札幌戦の67分、清水エスパルスMF河井陽介の放ったシュートは、ゴールネットを揺らした。
「打った瞬間に入りそうだなと思った」
河井は、FWクリスランが落としたボールを受けると、右足アウトサイドを使ったテクニカルなシュートを披露。チーム3点目のゴールは“ゴラッソ”だった。「クリスランが落としてくれるだろうと思ってた。あとは、ゴールの枠に入れようと。ミートすることだけを意識した」と振り返る。
「立ち上がりで、相手の攻撃を受けてしまった」と河井が語るように、清水は15分に先制点を許した。しかし、クリスランのゴールで反撃ののろしを上げる。「（先制点を奪われた後）、クリスランが独力で取ってくれた。あのゴールが、みんなに勇気を与えてくれた」と話す通り、MF金子翔太のゴールで逆転。そして河井の得点により、3-1で勝利を収めた。
これで清水はリーグ戦負けなし。JリーグYBCルヴァンカップを含めた公式戦で3連勝となった。河井は「逆転勝利なので、チームに勢いが出てくるだろうし、水曜日のゲームが大事になってくる」と力強く語る。清水の次戦は14日、ルヴァンカップでヴァンフォーレ甲府と対戦する。
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