清水エスパルスは9日、ヴァンフォーレ甲府からMF兵働昭弘が完全移籍で加入することを発表した。
現在35歳の兵働は2005年に筑波大から清水へ加入。2010年まで主力としてプレーした。その後は柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉、大分トリニータ、水戸ホーリーホックを経て、2017年から甲府に在籍。同年の明治安田生命J1リーグでは23試合に出場し、1ゴールを記録した。
移籍に際して兵働はクラブを通じて以下のようにコメントした。
「清水サポーター、ファンの皆さん、お久しぶりです。ヴァンフォーレ甲府から移籍してきました兵働です。プロ生活をスタートさせたエスパルスに戻って来られることを嬉しく思いますし、エスパルスの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。プレーで、姿勢で、感謝の気持ちに応えていきたいと思っています。これからまた、清水サポーターと一緒に戦える事を嬉しく思いますし、楽しみで期待感いっぱいです。それと同時に、責任の重さも感じております。エスパルスへの想い、今まで培ってきた経験、サッカーに対する情熱を注いで、さらに魅力あふれるチームになるよう貢献していきたいです。一日一日、今を大切に、感謝の気持ちを忘れずに戦っていきます。応援よろしくお願いします!」
また、移籍元の甲府に向けては以下のようにコメントした。
「この度、清水エスパルスに移籍することに決めました。なかなか勝利に貢献できず、降格してしまい本当に申し訳ありませんでした。辛く悲しい気持ちで一杯です。 ただ、久しぶりのJ1でのプレーで、まだまだ上手くなりたい!たくさんプレーしたい!とサッカー欲が増える1年でした。最終節のスタジアムの一体感は、とても素晴らしく忘れることはありません」
「スポンサー様、海野会長、輿水社長、佐久間GM始めクラブスタッフのみなさん、吉田監督始め現場スタッフのみなさん、メディカルスタッフのみなさん、チームメイト、そして、良いときも悪いときも、どんな時でも声を絶やさず応援してくれ、背中を押してくれたサポーターのみなさん、充実した1年を送れた事、本当に感謝しています。1年間でしたが、ヴァンフォーレ甲府でプレーできたことは誇りであり、財産になりました。 1年でのJ1復帰を願っています。本当にありがとうございました」
