2017-08-29-japan-report(C)Tomoo Aoyama

海外組続々到着でハリルジャパン本格始動へ…29日には全27選手が揃う

31日のオーストラリア戦に向けて調整を続ける日本代表は28日、埼玉県内で合宿2日目のトレーニングを実施。この日から続々と海外組が到着し、コンディション調整に勤しんだ。

初日の練習に参加した12名から一気にメンバーが増加。日曜開催のリーグ戦を終えた槙野智章(浦和レッズ)に加え、海外からGK川島永嗣(メス)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、長友佑都、MF本田圭佑(パチューカ)、香川真司(ドルトムント)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、小林祐希(ヘーレンフェーン)、FW岡崎慎司(レスター)、武藤嘉紀(マインツ)、浅野拓磨(シュトゥットガルト)が合流。総勢23選手でトレーニングを実施した。

練習前の円陣ではヴァイッド・ハリルホジッチ監督が激しい身振り手振りを交えながら選手たちに熱弁を振るう一面も。この日の練習は週末の試合と移動疲れを考慮したこともあり、合流したばかりの11選手はランニングやボール回しなどの回復トレーニングが中心。練習も非公開の予定から一転して一般にもフル公開された。前日から参加しているメンバーは、長谷部誠が大事を取ってミニゲームへの参加を回避したものの、徐々に強度を上げたメニューへ移行している光景も見られた。まだ全選手がそろっていないものの、宿舎ではオーストラリアの試合映像を見る機会が設けられるなど、選手たちの頭は完全に31日に控える決戦へと切り替わっている様子だ。

29日には乾貴士(エイバル)と柴崎岳(ヘタフェ)のスペインコンビ、そして酒井宏樹(マルセイユ)と久保裕也(ヘント)が合流して、いよいよ全27選手がそろうことになる。

勝てば自力でロシア行きの切符を手にできるオーストラリア戦まであとわずか。大一番に向けて、ハリルジャパンがいよいよ本格始動する。

文=青山知雄

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