元カメルーン代表MFアレクサンドル・ソングが、浪費の激しかった若りし頃を省みている。
先にシオンとの契約を解消することになり、現在フリーとなっている同選手は、カメルーン『lion indomptable』とのインタビューで自身のキャリアにおける金銭の使い方を振り返った。まず2005年から2012年まで在籍したアーセナル時代について、次のように語っている。
「アーセナルに到着して初めてプロ契約を結んだとき、僕の週給は1万5000ポンド(約200万円)だった。自分がどれだけ幸せだったかは想像できるだろう。若造がその週給を4000ポンド(約52万円)から1万5000ポンドにしてしまったんだ……」
「僕はそれで多くの買い物をして、狂った夜を過ごした。そしてある日の練習で、ティエリ・アンリが乗っている豪華な車を見て、自分も金に糸目をつけず同じ車を買いたいと思った。でも実際に買ってみると、2週間後には後悔をしていたよ。僕の金がすべて燃料代に変わっていくんだからね。だから、僕はトヨタの車を新しく買った。車を買い替えた後、ティティ(アンリ)から『お前の車はどこに行ったんだ?』と聞かれて、自分のレベルの車じゃなかったって返答したね」
「若手選手の大多数が、自分の可能性を超えた範囲で生きようとしてしまう。アーセナルで過ごした8年間で、自分が手にした金額が分かるかい? あそこでは最後の4年間で、ようやく生計を立てられるようになった。給料がかなり上がったし、自分が浪費家だと気付いたからだ。しかしアーセナルでの8年間で、僕は10万ポンド(約1300万円)も貯金することができなかった。人々は僕が金持ちだと考えていたけど、そうではなかったんだ」
A・ソングは2012年にバルセロナに移籍。スポーツ面よりも、金銭面を重視して移籍を決断したという。
「受け取れる額を見て、移籍を迷うことはなかった。まず妻と子供たちのことを考えたし、フットボールをやめた後の安定した人生のためにも、移籍が必要だと思った。バルサのスポーツディレクターから出場機会はそこまで多くないと言われたが、何てことはなかったね。自分が金持ちになれると知っていたからさ」
「これはいつも言っていることなんだけど、20歳の若造がフェラーリを操縦するのはさもしいことだ。20歳じゃ、人間としてまったくでき上がっていないんだから……。でも50歳の男性がベントレーを運転していたら、敬意を表すべき男となるんだよ」
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