明治安田生命J1リーグ第17節が7月1日に行われ、埼玉スタジアム2002では浦和レッズとサンフレッチェ広島が対戦。浦和が4-3で広島を下し、5試合ぶりの白星を飾った。試合後、浦和DF槙野智章は「勝ち点3を取れたことは評価できるが、たくさんの修正ポイントがあった。浮かれてはいられない」と、連敗を3でストップしたことを喜びつつも、課題があったことを認めた。
槙野は「より個の部分で勝負する」というテーマがあったと明かす。浦和らしさは感じられなかったが、2-0と浦和のリードで前半を終了。しかし槙野は「2-0の展開は非常に怖い」と振り返る。
前半は入れ替わられることが多かったため、ハーフタイムに修正することが確認したが、「(2-1となり)バタバタしたまま、3失点を喫した」と説明。槙野は「本当に良くない部分、ここ最近のゲーム運びが出てた」と反省する。だが、4-3という結果については「我慢強さ、あきらめない姿勢。昨年を思い返すような展開でもあった」とポジティブに捉えた。
浦和の次戦は、AFCチャンピオンズリーグにより延期となっていた第13節・川崎フロンターレ戦となる。「勝ち点3を取れたことでチームに光はある」と語る槙野は、「強いチーム、上位のチームをたたくことで、また勢いに乗れる」と、次戦の勝利を誓った。
