■J1第24節 清水 1-2 浦和
清水：角田（30分）
浦和：遠藤（64分）、ラファエル・シルバ（70分）
明治安田生命J1リーグ第24節が27日に行われ、IAIスタジアム日本平では清水エスパルスと浦和レッズが対戦した。試合は浦和が2-1で清水を下し、リーグ戦3連勝を飾った。一方、清水は今季初のリーグ戦3連敗となった。
13位の清水は前節の鹿島アントラーズ戦を0-2で落とし、リーグ戦2連敗を喫した。今節はホームで白星を挙げ、下位との差を広げたいところだ。一方、浦和は前節のFC東京戦を2-1で制し、堀孝史監督体制で初の連勝を飾った。ミッドウィークに行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦では、川崎フロンターレに敗れたものの、この試合に勝って再び勢いを取り戻したいところだ。清水は前節の先発から3名を変更し、角田誠、鎌田翔雅、金子翔太がスタメン入り。浦和は梅崎司が2016年7月・鹿島戦以来の先発出場となったほか、負傷の柏木陽介に代わって矢島慎也がボランチに入った。
最初のチャンスは浦和。9分、興梠慎三がペナルティエリア手前で倒されてFKを獲得する。キッカーの矢島が壁の下を狙ったが、ここは鎌田が読んでいてブロックした。
続く15分、右サイドでボールを持った遠藤航がアーリークロスを入れる。これをファーサイドのラファエル・シルバがオーバーヘッドで狙ったが、ボールは惜しくも左ポストを直撃。得点にはつながらなかった。
スコアが動いたのは30分。清水が右サイドでCKを獲得すると、キッカーの枝村匠馬がクロスを入れる。これをファーサイドから飛び込んだ角田が叩きつけるヘディングシュートを放った。
#清水エスパルス が先制！
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) August 27, 2017
右サイドからのCKを #角田誠 がマークを振り切り頭で合わせてゴール！
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同点ゴールを目指す浦和は、42分に武藤雄樹の落としを受けた興梠が決定機を迎えたが、シュートはわずかに右へ外れてしまった。このまま清水の1点リードでハーフタイムを迎える。
浦和は後半立ち上がりに決定機を生み出す。52分、ペナルティエリア手前の阿部勇樹が中央のラファエル・シルバへスルーパス。ラファエル・シルバが右足シュートを狙うと、GK六反勇治が反応したこぼれ球を武藤が押し込んだ。同点ゴールかと思われたが、武藤がオフサイドポジションにいたとして、得点は認められなかった。
続く64分に浦和がCKを獲得すると、その流れから武藤がクロスを上げる。これを遠藤航がコントロールしてから左足シュート。ボールはゴール左に決まり、浦和が同点に追いついた。
勢いに乗る浦和は70分にも決定機を迎える。左サイドの梅崎が右足で浮き球のパスを入れると、ペナルティエリア内で受けた興梠がキープしてラストパス。ゴール正面のラファエル・シルバがこれをゴール左に蹴り込み、浦和が6分間で逆転に成功した。
浦和が逆転に成功！
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) August 27, 2017
興梠がクロスを収め、#ラファエルシルバ へパス。
このボールを落ち着いてシュートし逆転ゴール！
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逆転を許した清水は、71分に負傷から復帰した白崎凌兵を投入した。しかし、清水は最後まで追いつくことができず、浦和が2-1で逃げ切った。