明治安田生命J1リーグ第8節が4月22日、7試合行われた。浦和レッズが4連勝で首位をキープ。また、7試合で合計22得点と、各地でゴールが量産された。
首位の浦和は20分にCKから先制。34分に追い付かれるも40分に勝ち越しゴールを挙げ、さらに74分には興梠慎三の3戦連続ゴールでリードを広げた。追う北海道コンサドーレ札幌は87分にDF福森晃斗の直接FKで点差を詰めるも、3-2で浦和が逃げ切った。浦和は4連勝で首位を堅守。
ヴァンフォーレ甲府は48分、セレッソ大阪のFW杉本健勇に先制ゴールを奪われる。しかし62分にDF畑尾大翔がJリーグ初得点を挙げて同点とした。試合は1-1の引き分けに終わった。
今季ここまで1勝のサンフレッチェ広島は、3連敗中のベガルタ仙台と対戦。後半に2点を先取した広島だったが、立て続けに3失点を喫して逆転される。敗色濃厚な後半アディショナルタイム、MF柴﨑晃誠が起死回生の同点ゴールを決め、3-3のドローに持ち込んだ。
鹿島アントラーズは前半に2点を失うと、後半にも追加点を奪われる。3点を追って積極的に攻撃を展開したが得点を挙げられず、0-3でジュビロ磐田に敗れた。
柏レイソルは25分にPKで、27分には流れからと、続けざまに2点を先取。対する横浜F・マリノスはサイド攻撃やセットプレーを駆使して積極的に攻めるもゴールは奪えず、結果は2-0で柏の勝利。
連敗中のFC東京は、前節に今季初勝利を挙げたアルビレックス新潟と対戦。28分、FKを獲得したFC東京はDF太田宏介が直接決めて先制。後半にもFW大久保嘉人のPKなどで2点を追加し、3-0で新潟を退けた。
サガン鳥栖は9分にFW趙東建のゴールで先制すると、その後も質の高い攻撃を展開。決定機を何度も生み出すも、追加点は奪えない。一方、シュート数では鳥栖を大きく上回ったヴィッセル神戸だが、鳥栖の堅い守備に阻まれゴールが遠かった。試合は1-0で鳥栖の勝利。
試合結果は以下の通り。残りの2試合は21日に行われた。
明治安田生命J1リーグ第8節
4月21日
川崎フロンターレ 2-2 清水エスパルス
ガンバ大阪 6-0 大宮アルディージャ
4月22日
浦和レッズ 3-2 北海道コンサドーレ札幌
ヴァンフォーレ甲府 1-1 セレッソ大阪
サンフレッチェ広島 3-3 ベガルタ仙台
鹿島アントラーズ 0-3 ジュビロ磐田
柏レイソル 2-0 横浜F・マリノス
アルビレックス新潟 0-3 FC東京
サガン鳥栖 1-0 ヴィッセル神戸
