浦和の堀孝史監督、就任初戦ドローに「失点の場面はあってはならないことが…」

明治安田生命J1リーグ第20節が5日に行われ、埼玉スタジアムでは浦和レッズと大宮アルディージャが対戦。試合は2-2のドローに終わった。試合後、浦和の堀孝史監督がチームの課題について語った。 

「準備期間は短かったんですが、選手たちに守備の意識をしっかりもう一度植え付けようとした」と話す堀孝史監督。「途中までは狙い通りの展開だったんですが、失点の場面はあってはならないことが起きてしまい、残念な結果になってしまいました」と、試合を振り返った。

浦和が先制点を挙げて試合を折り返し、一度追いつかれながらもすぐに引き離すが、最終的には2-2の引き分け。良いゲームをしながら、結果に結びつかない理由を聞かれると、「正直、僕もそこのところは、ハッキリした理由は分からないです」と答え、「自分のアイデアを使って勝利を導かなければいけなかったと思います」と続けた。

練習において守備を重視したかの問いには、「サッカーなので攻撃と守備があり、攻撃の練習をすれば守備の練習にもなる」と自身の考えを述べつつ、「自分たちの下のところをしっかり抑える原則、それと自分たちの守備の仕方を全員で共有しようということをやりました」と技術面よりも意識面を重視したことを強調した。