2017-03-26-japan-asano©Getty Images

浅野拓磨がドイツで掴んだ自信「どこで出ようともプレーできる」

日本代表は28日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・タイ代表戦に向けてトレーニングを行っている。

昨年9月に敵地で行われたタイ戦で1ゴールを決めたFW浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)は、タイの印象について「自由にやらせたらすごく技術もあると思いますし、力はホントに持っているチーム。なめてかかったら食われる」と危機感を抱きながら準備しているという。

前回の対戦では、予想に反してタイが自陣に引き、なかなかスペースがない展開となった。しかし今回、最下位のタイはリスクを承知で前に出て来ることが予想される。相手の戦い方については「スペースがなかったとしても、自分の特徴をしっかり生かすことができれば、ゴールには近づけるとは思います。前から来るとは思いますけど、そうなったら僕の特徴はより生きる」と、どういう戦術をとったとしても、チームとしてスペースを意識して攻めることが重要だと話した。

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昨年8月からシュトゥットガルトに加入し、欧州のシーズンも佳境に入った。手応えについては「レベルアップできているところもあれば、そうじゃないところもあると思います。でもプレーできれば成長した自分を見せたいなとは思いますし、それだけできる自信はある」と、ドイツでレギュラーを張っていることで自信をつけた。

「ドイツでサイドやるようになったりとか、足元でボールを受ける回数が増えたりとか、頭を使ってやらないといけないことが結構増えたと思います。体の勝負のところでも、まともにやっても勝てっこない体の相手が揃っていたりしますが、その中で頭を使って、その分自分のスピードは生きるリーグだと思っています」

ただ、課題もまだまだ残っている。「ゴール前でのチャンスは、チームでもたくさん作ることはできていますけど、最後のところで結果がついてきてない」とリーグ戦で21試合2得点という成績については満足していない。「そこだけは引き続き、ずっと自分の中での課題として持っているところですし、代表でも結果っていうものは大事なので、それを求めて貪欲に狙っていきたいです。ここで結果が残ればチームに帰った時にまたそれが成長につながるのかなと思うので、今はこのチームでしっかり結果を残したい」と日本代表で結果を残すことにこだわる。

起用ポジションについては「チームでサイドハーフやインサイドハーフやっていますけど、感覚としてはやっぱり一番前が僕の中では感覚としてもいいものを持っています。真ん中ができるのであれば、僕の特徴をより出せるという自信もあります。ただ、逆にサイドであったり、違うところで使ってもらったとしてもチームでやっていることがあるので、自信をもってプレーできるってのがあるし、僕にとってはどこで出ようとも自信を持ってプレーできる状況がある」と、センターフォワード以外での起用にも問題ないことを強調した。

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