マンチェスター・シティは、アーセナルFWアレクシス・サンチェス獲得レースから撤退したようだ。『Goal』の取材で明らかとなった。
1月のマーケットでの去就が注目されていたサンチェス。本命は昨夏にも移籍間近まで迫ったマンチェスター・Cとみられていたが、先日同都市のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドが獲得競争に参戦したと報じられていた。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は14日、「48時間以内に去就は決まる」と話していたが、移籍先はユナイテッドになるようだ。シティは獲得レースから撤退したという。
サンチェスの代理人は、昨年の段階でシティ側と金銭面で合意に至り、移籍することを約束していたという。しかし、アーセナルが求める3500万ポンド(約53億4000万円)という移籍金に躊躇し、来夏フリーで獲得することも検討していた。
そんな中、ユナイテッドがより高額な給与やボーナスを提示。このオファーを考慮していることを代理人から聞かされたシティは激怒。選手も“赤い悪魔”への加入も視野に入れていると知り、交渉から手を引いたという。
『Goal』の取材では、すでに家族がロンドンに到着し移籍の準備を進めているというサンチェス。14日のボーンマス戦(1-2)でもスカッドから外れており、ヴェンゲル監督の言う通り数日中に“赤い悪魔”への加入が決まるようだ。
