■セリエA第25節 ジェノア 2-0 インテル
ジェノア:オウンゴール(45分)、パンデフ(59分)
インテル:なし
イタリア・セリエAは17日に第25節が行われ、インテルはジェノアと対戦した。
前節9試合ぶりに勝利を挙げたインテル。チャンピオンズリーグ出場権確保、上位陣追走のため勝利を重ねたい試合だが、この日もエースのイカルディは負傷で間に合わず。1トップには引き続きエデルが入った。
また、ミランダがベンチ外となり、ラノッキアが先発出場。ペリシッチが負傷のためメンバーを外れ、右サイドには前節チームを救う決勝弾を奪った19歳のカラモーが入っている。
前節久々の勝利を挙げたインテルは、左サイドのカンドレーヴァを中心にゴールに近づき、カラモーなどにチャンスが訪れるも、ゴールには至らない。両チームともに決定機を作ることはできず、得点は生まれない。
しかし、このまま前半終了かと思われた45分、意外な形で試合が動く。左サイドからのクロスボールをシュクリニアルがクリアを試みる。しかし、これがラノッキアに当たり、インテルはオウンゴールで先制点を献上した。
後半巻き返しを図りたいインテルだったが、59分にさらに失点。CKのこぼれ球をラクサールがシュート。これをエリア内にいたパンデフがトラップし、冷静にGKハンダノヴィッチを破った。パンデフの古巣相手のゴールで、ジェノアがリードを広げる。
ゴールの欲しいインテルは、18歳FWピナモンティらを投入し、1点を奪いに行く。しかし、78分にエデルが放ったカーブをかけたシュートは、ゴールライン上でクリアされるなどネットを揺らすには至らない。
結局、試合はこのまま終了。インテルは敵地で敗れ、連勝とはならなかった。10試合でわずか1勝、ローマにかわされ4位に転落。この後試合を控えるラツィオの結果次第では、チャンピオンズリーグ出場圏外の5位転落の可能性もある。


