2017-10-18-urawa-Rafael Da Silva(C)Getty Images

殊勲弾のR・シルバ、ベンチとの共闘を語る「彼らとハグをしたかった」

AFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦が10月18日に行われ、埼玉スタジアム2002では浦和レッズと上海上港が対戦した。試合は、浦和が1-0で勝利を収め、2試合合計2-1で決勝に進出。殊勲のゴールを挙げた浦和MFラファエル・シルバがゴールシーンを振り返った。

浦和は11分にCKを獲得すると、MF柏木陽介がクロスを上げる。DF遠藤航がニアサイドで飛び込むも触れず、ボールはR・シルバの元へ向かった。R・シルバは、「自分がマークをはがした瞬間に、ボールの高さを確認できました。遠藤選手を超えると気付いた瞬間、動き出しました。高さを合わせ、しっかりとヘディングしようと心掛けました。うまくミートできて良かった」と振り返る。

ゴールを決めた後、R・シルバはベンチに向かって走りだしたが、「とにかく走りたいという気持ちでした。ベンチのみんなも一緒に戦ってくれているので、彼らとハグをしたかった」と、その時の心情を明かした。

アウェイで行われた第1戦は1-1で引き分け。第2戦はスコアレスドローで勝ち抜けられる状況となったが、R・シルバは「アドバンテージは、ほぼないに等しい」と考えていたと話す。また、浦和が守勢に回る時間帯が続いたため、「自分たちが多く走る必要があった」と、守備で貢献することが重要だったと強調。R・シルバは68分に交代で退いたが、「自分のリミットまで走った」と満足した様子を見せた。

上海上港には母国ブラジルの代表歴を持つ、フッキ、オスカルといった選手がいた。R・シルバは「1試合、2試合を決める可能性が十分にある」と“個”の力を認めつつも、「グループで仕事をすることは、それを圧倒的に上回るエンジンになる」と、チームで戦うことの重要性を強調した。

浦和の決勝の相手は、準決勝でペルセポリス(イラン)を下したアル・ヒラル(サウジアラビア)。決勝はホーム&アウェイで11月18日と25日に開催される。R・シルバは「非常に大きな前進を果たしましたが、自分たちは、まだ何も成し遂げたわけではない」と、気を引き締める。そして「相手をリスペクトしつつも、自分たちの力をしっかり出して、結果を残したい」と、タイトルへの意気込みを示した。

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