武藤嘉紀、大一番へ闘志をむき出しに「ベンチを温めるために戻ってきたわけではない」

日本代表は28日、8月31日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選 オーストラリア戦に向けたトレーニングを埼玉スタジアムサブグラウンドにて実施。トレーニング後、マインツFW武藤嘉紀が試合に向けて意気込みを語った。

28日から合流した武藤だが、早速ハリルホジッチ監督と積極的にコミュニケーションを交わしているようだ。

「（監督から）今日は本当にコンディションがいいねと言われました。あとはマインツでチームとしてまだ固定できてないので、裏への動き出しだったり、もっと走ってくれよというのは要求されました。あとはゴールというのを明確にしていければいいなと思います」

日本代表は31日のオーストラリア代表戦で勝利すればW杯出場権を獲得できる。W杯出場への出場が懸かった試合に高揚感はあるかという問いに「やっぱりありますよ。昔、本田（圭佑）選手がオーストラリア戦でPKを決めたときとか見ていましたし。あそこの舞台に自分がいること、それをもしかしたら自分ができるかもしれないという高揚感はありますし、ただ生かすも殺すも自分次第だと思うので、まず集中して試合に臨みたいです」と語った。

「与えられたポジションで出られればいいので、そこでチームが勝つために貢献できれば。ただ単にベンチを温めるために戻ってきたわけではないので、とにかくチャンスをモノにしなければいけないと思っています」と語り、大一番に向けて闘志を燃やした。