8月31日に行われたオーストラリア戦では、11人のスターティングメンバーに加え、12人の選手がベンチに入った。しかし、その中に武藤嘉紀の名前はなかった。ベンチ外になると告げられたタイミングは「最後の最後です」と答える武藤。その時の悔しさと今後に向けたモチベーションを語った。
「(日本代表として戦う)そのためにも準備してきたこともあったから、ホントに悔しい思いの方が強かったです。(2018FIFAワールドカップ ロシアへの出場権を懸けた大一番に)自分は関われなかったですけど、そこに出るチャンスをもらえたので、それはプラスと考えて。W杯の本戦に出場すること、そのためにも次の試合や、ここからの親善試合とか、そういうのがホントに大事になる」と、悔しさをバネに、これからの試合に臨むことが重要だと話した。
また、オーストラリア戦におけるFW大迫勇也のプレーが話に上ると、「(自分が出場した時も)しっかりと(ボールを)収めないといけない」と話す。さらに「オーストラリア戦でも、前(線の)3人が非常によく走ってたので、同じように前からしっかり走って、とにかく走る量は増やさなければいけない」と続けた。
オーストラリア戦では、これまでの中心メンバーである本田圭佑、香川真司、岡崎慎司が控えとなり、乾貴士、大迫、浅野拓磨の3人がFWとしてスタメン起用された。サウジアラビア戦を含め、いつどの選手が起用されるか分からない状況。自身が一番やるべきことは「やっぱり結果(ゴール)じゃないですかね」と答えた。
「(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督が求めることをやるだけでなく、結果を出し続けていれば、そのチャンスは巡ってくると思うので。マインツに帰っても、ここでもそうですけど、とにかく点を取ること、点に絡む」とゴールを挙げることが一番の道だと語った。
