2017-10-07-muto02.jpgGetty Images

武藤嘉紀が欲しいのは“ゴール”…結果を求めて「エゴイストになる」

「今日に関しては結果がついてこなかった」

マインツFW武藤嘉紀は、ニュージーランド戦後にそう語り、悔しさを滲ませた。2年ぶりに先発復帰を果たした武藤は、前線で左サイドを務めたが、ノーゴールのまま70分に交代。

「入り方も良かったし、チャンスの作り方も良かった」と振り返りつつも、「アピールできたかというと、納得はいっていないので、次もしチャンスがあったら、必ず決めないといけない」と自身の出来に納得がいかない様子。

1トップの大迫勇也とのコンビネーションでは「お互いすごくチャンスを作れていた」と一定の満足感を示したが、「自分でゴールを決める力も必要だと思う」と悔しさも滲ませた。

2年ぶりのスタメン起用は、左サイドでの起用だった。これについては「チームと違うポジションで難しさはある」としながらも、「そういった面でも求められた場所でしっかり結果を出さないといけない」と、与えられたポジションで結果を追求すべきと強調した

「どこで出ても、良いプレー、結果が必要。今日に関しては結果がついてこなかった」と振り返る武藤。今後の課題について聞かれると「もう得点だけ」とズバリ。

「次にチャンスがあったら、もっともっとポジディブに、エゴイストになっていきたい」

残り8カ月に迫ったロシアW杯に向けて日本代表は、より一層サバイバルと化す。その中で武藤は、よりエゴイストに、よりゴールに直結するプレーを見せられるか。今後の活躍に期待したい。

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