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欧州トップクラブが交代枠増加について協議か…選手の負担軽減を目的に5人交代制から6人交代制に?

ヨーロッパのトップクラブが1試合当たり6名の選手交代について協議したようだ。イギリス『BBC』が伝えている。

新型コロナウイルスのパンデミックによる過密日程の影響により、2020年から1試合当たりの交代枠が1チーム最大3名から5名に増加。その後、この規則は恒久化された。さらに、頭部外傷や脳震盪の疑いのある場合は追加で1名の交代枠が認められるようルールが変更されている。

しかし近年、さらなる過密日程による選手の負担に対して懸念の声が上がり、先週にローマで行われた欧州フットボールクラブス(EFC)総会で、複数のヨーロッパトップクラブの関係者が非公式にスカッドの数や交代枠についての協議を行ったようだ。

『BBC』によると、この会議にはプレミアリーグの一部のクラブ、マンチェスター・シティ、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ノッティンガム・フォレストが参加。その中で、選手の負担を減らすために登録枠を25選手から28選手に増やし、交代枠を1つ増加して1試合当たり6選手の交代を可能にする案が話し合われたとされている。

ただし、フットボールの規則を制定する機関、国際サッカー評議会(IFAB)が最初に規則変更を勧告する必要があり、現時点でこの規則変更がいつ実施されるか、あるいは実際に実施されるかも明らかになっていない。

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