6日にキリンチャレンジカップ2017でニュージーランド代表と対戦する日本代表は5日、試合会場となる豊田スタジアムで前日練習に臨んだ。MF井手口陽介(ガンバ大阪)が練習後、意気込みを語った。
井手口は8月31日に行われたロシア・ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦で、出場権を手繰り寄せる強烈なミドルシュートを叩き込んだ。その活躍もあって代表への定着が期待されている。
しかし、オーストラリア戦の活躍があったからといって浮かれることはない。「ずっと選ばれ続けるのは、やっぱり個々から競争が始まってると思うし、残り8カ月ですけど、その中で自分がどれだけ成長できるかだと思う」と冷静に話す。
「(初召集の時よりも)できるというのは分かったので、次はもっと求めて、要求する立場になれたらもっと良くなる」と、積極的な姿勢を見せる井手口は、インサイドハーフもしくは、ボランチでの起用が濃厚だ。
「インサイドハーフだったら下がりすぎずに前で受けろと言われているのでそこは意識しています。あと、もっとビルドアップだけじゃなくて前に関わって、決定的な仕事ができるようにと意識しています」
「ボランチは、いつもやっているのでしっかりバランスを崩さないようにだけは意識しています」
それぞれの役割について語ったうえで井手口は、「守備も攻撃も存在感というか、しっかりチームの勝利に貢献できるようにやっていきたい」と意気込んだ。
「やっぱり生き残っていくためにはアピールが必要なので。当たり前のことですけど、僕自身もしっかりアピールできる様にやっていきたいです」
