横浜FCに所属するFW三浦知良は、25日に行われた2018明治安田生命J2リーグ開幕戦、横浜FC対松本山雅FCのベンチ入りメンバーに名を連ねた。出場すれば、自身の持つJリーグ最年長出場記録を「50歳364日」に更新することになったが、交代を告げられることなく試合終了のホイッスル。試合は0-0の引き分けとなった。
「開幕戦に出れないというのは、本当に試合の結果以上に悔しい」と話す三浦だが、その視線は未来に向いている。
「今日出れなかった選手全員そうだと思いますし、それを活力に、次で勝利できるようにね。引き分けもそうですしね、自分たちが開幕戦に出れない悔しさを次に向けて準備したいなと思います」
ベンチから見た攻撃陣の様子を記者に聞かれると、「序盤、15分から20分くらいは固かったですけど、その後は1つの形ができるようになりましたし、ボールも少しずつ動くようになって、チャンスも前半から少しずつ作れるようになっていた」と分析。さらに、「その中で自分も中盤の役割だったりペナルティエリアの中で結果を出せるようにしたい」と自身が出場したときのイメージを伝えた。
三浦は1967年2月26日生まれ。明日の誕生日は「まあ今日試合出れなかったしね、試合も勝てなかったのでね、もう1つ盛り上げのない51歳を迎えそうですね。じゃあ、お疲れ！」と笑顔で締めくくった。
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