横浜F・マリノスは26日、名古屋グランパスへ期限付き移籍中のDF新井一耀が、2018シーズンより名古屋へ完全移籍すると発表した。新井は千葉県出身の24歳。今季はJ1リーグ戦3試合、J2リーグ戦6試合に出場して1得点を記録している。
8月から名古屋に加入した新井は、9月9日に行われた明治安田生命J2リーグ第32節・大分トリニータ戦で負傷。左膝前十時靭帯損傷・内側側副靭帯部分損傷・内側半月損傷と診断され、全治までは6~8カ月を要する見込みと発表されていた。
新井は横浜FMの公式サイトを通じ、「まず横浜F・マリノスでプレーできたことを誇りに思います。自分の力が足りずチームに貢献することはできませんでしたが、多くのことを吸収し成長することはできました。怪我をしたことで色々と状況が変わり、自分自身この移籍を決断することは簡単ではありませんでした。怪我の時あたたかい言葉をかけてくださったサポーターの皆さんには本当に感謝しかありません。来年はF・マリノスと同じJ1の舞台でプレーすることができるので、対戦した時には成長した姿を見せられるように頑張ります。1年半という短い期間でしたが、本当にありがとうございました」と、感謝の意を示した。
また、名古屋の公式サイトには、「夏に期限付き移籍で加入しましたがケガでチームに貢献することができず悔しい思いでいました。その中でもチームがJ1に昇格できたことは本当に嬉しかったです。このケガを糧にして今までより強くなってピッチに戻ります。応援よろしくお願いします」と、ケガからの復帰を誓った。
