横浜F・マリノスは2日、エリク・モンバエルツ監督が今シーズン限りで退任することを発表した。来季の監督は決定次第発表される。
62歳のモンバエルツ監督は、1982年より指導者としてのキャリアをスタート。フランスのクラブや、フランス代表アンダー世代の監督を歴任し、2015年より横浜FMの指揮官に就任していた。
横浜FMは、今季の明治安田生命J1リーグで、31試合を終えて16勝7分け8敗の勝ち点55で、現在5位。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内となる3位まで勝ち点2差としている。
退任にあたりモンバエルツ監督は「今シーズンをもって横浜F・マリノスを離れることとなりました。この数年間、日本で働くことができたこと、また日本文化に触れることができたことは、素晴らしい経験でした。結果が出なく苦しんだときもありましたが、選手やファン・サポーターのみなさまと素晴らしい思い出を共にすることもできました。しかし、いまはそんな思い出に浸ることなく、チームが来季のACLに出場することができるよう良い結果をシーズンが終わるまで求めていくことが、私の最大の願いです。個人そしてチームレベルでたくさんの改善がみられていますので、我々がその目標を達成できると信じています」とコメントしている。
