2018-04-21-urawa-makino tomoaki(C)J.LEAGUE

槙野智章、ハリル前監督に感謝「できるだけ厳しい環境を作ってレベルアップする」

「監督交代がポジティブに動くこともあるし、逆にネガティブになる部分もある。クラブにはクラブの、協会には協会のやり方がある。選手のマネジメントを、しっかりしないと難しい」

そう話すのは、浦和レッズの日本代表DF槙野智章だ。槙野が監督解任の報を受けるのは、4月だけで2度目となる。1度目は浦和の堀孝史前監督、そして2度目は日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ前監督だ。

槙野は明治安田生命J1リーグ第9節・北海道コンサドーレ札幌戦後、記者からハリルホジッチ氏が来日したことを伝えられると、「もう会見してますか?」と聞き返し、次のように語った。

「ハリルホジッチ監督には怒られましたし、褒められた数もあまり多くない。ただ良くなるため、いろいろな言葉を浴びせられ、いろいろな映像を見せてもらって、ここまでくることができた」

そして「一緒に大きな目標、ワールドカップに行くことを掲げた監督」とともにW杯へ出場できないことに「寂しい気持ち」があると続けた

W杯開幕まで残り2カ月を切った。さらに浦和は、25日のJ1第10節・柏レイソル戦から、オズワルド・オリヴェイラ新監督が指揮を執る。槙野は短い期間で、大きな環境の変化を受け入れる必要に迫られている。

記者から「そうした中で自分自身でやるべきことは?」と問われると、「個人の部分は満足してませんので、もう1段階、もう2段階、上げていかないといけない。もちろんそれはリーグ戦で浦和が本来いるべき順位に戻すことと、失点をしっかりと抑える」ことだと回答。

そして「自分に残された時間の中で、できるだけ厳しい環境を作ってレベルアップすること。それに尽きると思います」とクラブと日本代表の両方を見据えた。

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