2017-10-07-makino01.jpgGetty Images

槙野智章「サッカーは名前じゃない」…ACLで“ブラジル代表級”と対戦したことが自信に

日本代表は6日、ブラジル代表との試合が行われるリール(フランス)で練習を行った。練習後、DF槙野智章(浦和レッズ)が強豪との対決への意気込みを語った。日本代表は10日にブラジル代表と、14日にベルギーのブルージュでベルギー代表と国際親善試合を戦う。

ハイチ代表、ニュージーランド代表との試合に比べて守備の時間が長くなるかもしれない。槙野は練習の冒頭で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から前回2試合とはゲーム内容が大きく変わる可能性があると伝えられたと明かす。それでも槙野は「いまの自分たちのレベルを測る良いチャンス」だと、ポジティブに捉えている。

槙野が所属する浦和は、AFCチャンピオンズリーグ準決勝で上海上港(中国)との戦いを制し、決勝へ駒を進めた。上海上港には、オスカルやフッキといった“ブラジル代表級”の選手がスタメンに名を連ねていた。そうしたことを踏まえ、「名前がある選手、非常に質の高い選手。(今回の対戦相手には)たくさんいますが、サッカーは名前じゃないってところを見せないといけない」と力強く語った。また、「腰の抜けた、ビビってるようだと、そういうのは測れない。いままで出てきたものをここで出さないと意味がない」と気合を入れる。

浦和での槙野は、積極的な攻撃参加を見せている。それでは、日本代表ではどうだろうか。槙野は「ボールを持てる時間とか、前に行く時間、シュートが少なくなる可能性もある」と自身の考えを述べながらも、以下のように続けた。

「チームの規律の下、最後までまとまって戦えるか。そういうところを今回は見せないといけない。個人として何か残さないといけないとか思って前に行くとか、わがままプレーに走ってしまうようだと、チームや個人の良さは出せない。いかに、まとまれるか。苦しい時間帯をはね返すメンタルを持っていかないといけない」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0