2018-02-13 Morioka AnderlechtGetty Images

森岡亮太に英2部クラブも関心を示していた…就労ビザ問題で移籍話は頓挫

今冬の移籍市場で日本代表MF森岡亮太は、ジュピラーリーグのワースラント・ベフェレンから、国内屈指の強豪アンデルレヒトへのステップアップを果たした。だが地元メディアは「森岡にはイギリスのクラブも関心を示していた」と紹介している。

ベルギーメディア『voetbalkrant』によると、イングランド2部(チャンピオンシップ)のとあるチームが、森岡亮太獲得に向けて500万ユーロ(約6億6000万円)の契約解除金を用意し、獲得に迫っていたという。

しかし、イングランド行きが実現しなかった経緯として、イギリスにおける就労許可がネックとなったようだ。記事では「ヨーロッパ以外の選手にとって、イギリスで就労ビザを取得することは簡単ではなく、森岡の移籍は現実的でなかった。この日本代表選手は、過去2年間の代表戦出場数が70%に満たなかった」と紹介している。

ジュピラーリーグ挑戦1年目からベルギーでブレイクを果たした森岡だったが、実はイングランドへの移籍話もあった模様。しかし、浅野拓磨(アーセナル→シュトゥットガルト)や井手口陽介(リーズ→クルトゥラル・レオネサ)がレンタルで放出されているように、イングランドでの就労ビザ取得が最大の障壁となったようだ。

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