森保ジャパン、6年ぶりの東アジア制覇をかけてきょう日韓戦。予想先発、韓国の警戒ポイントは?

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 日本代表は18日、EAFF・E-1サッカー選手権2019(韓国・釜山)の最終戦で韓国代表と優勝をかけた大一番に臨む。全勝同士で迎える最終決戦。引き分けでも優勝が決まる日本だが、森保一監督は勝利のみを目標に定めている。では、勝利のカギはどこにあるのだろうか。

■日韓戦は初戦のメンバーが軸に

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 「もちろんタイトルを取りたいということは選手たちと共有しています。1戦1戦、勝ったうえで、『最後のご褒美』として大きな成果を得られる。日韓戦も『引き分けOK』ではなく、勝利してこの大会を終えることに集中して戦いたいと思います」

 森保一監督がこう語った通り、日本はE-1選手権の頂点に立つべく、韓国との最終決戦に挑む。引き分け以上で2013年大会以来2度目の優勝が決まるが、指揮官も選手たちもあくまで貪欲に勝利を目指すつもりだ。

 中国戦は2-1、香港戦も5-0と大量得点を取れているのが今の日本の強み。2試合合計3ゴール、すべてが流れからの得点ではない韓国とは異なり、日本には攻撃に勢いが感じられる。そのメリットを前面に押し出して、1-4の惨敗を喫した2年前のリベンジを果たしたい。

 「コンディションの部分では中国戦に出た選手の方が調整時間があったので、そこはベース」と森保監督が言うように、注目の先発は初戦の11人が軸となる。

 負傷離脱した橋本拳人(FC東京)のところは、香港戦で早めに下がった田中碧(川崎F)が入って井手口陽介(G大阪)とボランチを組む見通しだが、それ以外の構成は中国戦と大きく変わらないだろう。香港戦でハットトリックを達成した小川航基(水戸)もスーパーサブとして控えることになりそうだ。

■屈強なCBが控える韓国

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 韓国は試合によって4-2-3-1と4-3-3を使い分けており、日本戦でどちらを採用するかはまだ分からない。ただ、屈強な体躯と球際の強さを生かして日本攻撃陣を潰しにくるのは間違いない。

 キム・ミンジェ(北京国安)とキム・ヨングォン(G大阪)の両センターバックと対峙するであろう1トップの上田綺世(鹿島)は「おそらく前からプレッシャーも来ますし、クサビのところはすごい狙ってくる。僕より大きいのでフィジカル的にも強い。相手の裏をかけるように駆け引きをしたい」とプレーのポイントを口にしている。

 そこでしっかりと起点を作れれば、鈴木武蔵(札幌)と森島司(広島)の2シャドーが飛び出す回数も増え、橋岡大樹(浦和)と遠藤渓太(横浜FM)の両ウイングバックがサイドで高い位置を取れる機会も多くなる。鈴木も「韓国の守備の選手はボールを失った後の切り替えが遅い。そこがカギになる」と指摘しており、その隙を突いてゴールを奪取できれば理想的だ。

 また、途中出場が有力視される小川の得点王獲得も期待される部分。過去のE-1選手権でも最多ゴールは3得点で、4点を奪った選手はいない。未知なる領域に到達できる可能性があるのだ。

 「韓国には絶対に負けてはいけない。プライドをしっかりと見せたい」

 小川自身の虎視眈々とゴールを狙っていく姿勢は不変だ。上田とのタイプの違いを見せつつ、攻めのバリーションを広げる役割が彼には求められる。

 香港戦で約20本のクロスを上げるなど強烈なインパクトを残した相馬勇紀(鹿島)、前回はマンマークを受けて消化不良に終わった今季JリーグMVPの仲川輝人(横浜FM)らも出番を待ちわびている。流れを変えられるアタッカーを数多く擁するのがいまの日本。果たして誰がゴールを奪うのか非常に楽しみだ。

■守備はセットプレーに最大の警戒を

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 守備の方は、キャプテン・佐々木翔(広島)や2年前の日韓戦経験者である中村航輔(柏)、三浦弦太(G大阪)らが中心となって堅守を構築することになる。韓国は長身FWイ・ジョンヒョプ(釜山)が最前線に立ち、ユン・イルロク(済州)とナ・サンホ(FC東京)の両サイドアタッカーが積極果敢に仕掛け、中に折り返すパターンが中心。左サイドは最終ラインの一角を占めるパク・チュホ(蔚山現代)も高い位置を取ってくることを考える。

 そのため、サイドで主導権を握られる状況は最小限にしたい。そのうえで、簡単にクロスを上げさせず、仮に上げられたときにはしっかりと人数をかけて対応することが必要となってくる。

 もうひとつの要注意ポイントはリスタートだ。キックの名手であるファン・インボム(バンクーバー)が香港戦で直接FKを決めているように、良い位置でファウルを与えてしまうと即失点につながりかねない。

 CKも中国戦で決勝点を決めたキム・ミンジェら長身DFが上がってくるため危険度が増す。畠中槙之輔(横浜FM)が「危ないシーンはなるべく作らないようにしたい」と警戒心を示しているように、特に韓国が得意とするセットプレーへの対策は必須だ。

 思い起こせば、E-1選手権で初タイトルを手にした6年前の日韓戦は、一進一退の攻防が繰り広げられるなか、柿谷曜一朗(C大阪)が終了間際に決勝点を奪い、2-1で勝ち切るという劇的な幕切れだった。同じ韓国の地でその再現を見ることができれば、日本にとっては最高のシナリオだ。果たして6年ぶりに東アジアの頂点の座をつかみ取ることができるのか。すべてはこの日韓戦で決まる。

文=元川悦子

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