ニュース ライブスコア
コパ・アメリカ

森保ジャパン唯一の大学生・上田綺世。“雑草選手”が今ここにいる理由

13:58 JST 2019/06/15
2019-06-15-ueda_ayase

▶6/25(火)までの加入で2ヶ月間無料トライアル実施中!コパ・アメリカ観るならDAZNで。

いよいよ開幕したコパ・アメリカ。日本代表は日本時間18日8時に初戦・チリ戦を迎える。今回の招集メンバーは23名中18名が東京五輪世代だが、唯一の大学生選手が上田綺世だ。はたして上田とははどういった選手なのか?【文=川端暁彦】

■決して、サプライズ枠ではない

 東京五輪世代の得点王が誰かご存知だろうか。

 久保建英? 前田大然? 小川航基? 岩崎悠人? いや、いずれも違う。この年代の代表で通算15得点という抜きん出た「数字」を残してきたストライカーとは、法政大学の3年生、上田綺世である。

 コパ・アメリカに参加する日本代表にまだ大学生の上田が選ばれたことをサプライズのように伝える報道は少なくなかったし、ファンの中にもそうしたリアクションはあったかもしれない。ただ、東京五輪を目指すU-22世代からストライカーを選ぶということなら、上田を外すのはむしろ不自然だろう。絶対的な「結果」を積み上げてきた選手だからだ。

 東京五輪を目指すチームの立ち上げとなった2017年12月のタイ遠征。そこで上田は各年代を通じて初めての代表招集を受けた。

 高校時代までを過ごした鹿島学園高校時代は茨城県の選抜にすら漏れていた選手なので、この時点での招集に関しては確かに少々サプライズだった。U-20W杯に出ていた選手たちを外した編成で、それ以外にも招集不能な選手がいる中で大学サッカーやU-19全日本大学選抜で結果を残していた当時1年生の上田が浮上してきた格好だった。

「結果を残さなければ次はない。とにかくゴールだと思っている。自分は得点を決めるためにサッカーをしてきたので」

 当時残していたコメントは、そのまま上田が貫いてきたサッカーに対する姿勢でもある。とにかくゴール。徹底してそこにこだわる純正のストライカーとしてのスタイルを磨きに磨いてきた。高校入学時点では170cmに満たなかった身長は高校3年間で180cmにまで達し、大学でのトレーニングを通じて厚みも出てきた。肉体的に晩熟だったがゆえに磨いてきたストライカーとしての動き出しや駆け引きの部分は、スピードとパワーが伴ってくることでより凄味を増した。

■森保監督が高く評価するその姿勢

 雑草選手ゆえの反骨心、どん欲な向上心も印象的で、森保一監督も何よりその姿勢を高く評価していた。最初期は簡単なポゼッション練習で変なミスが出るようなことも多かったが、驚くほどに進歩していった。かつて苦手としていたポストプレーも、もちろんまだまだの部分はあるが、招集当初に比べれば見違えるほど進歩している。

 本人にとっては不本意な部分もあるかもしれないが、指揮官はスーパーサブとしての資質も間違いなく買っている。短い時間に集中してすべてを爆発させるようなメンタリティがあり、スピードもパワーもあって動き出しもいいFWが交代で出てくるというのは、相手DFにとって間違いなく厄介だ。

「点を取りたいという気持ち、自分の昂揚感をいかに引き出せるか重要だと思ってる。その気持ちが高まっていくのが、自分の中でも楽しい。均衡した試合展開の中で『もし自分の出番が来て、点を取って勝ったら上田綺世の価値が上がる。今日のゲームは人生を変えるチャンスだ』と考えている」(上田)

 ギラギラとした情熱と欲求をそのままピッチで表現するストライカーは、言葉だけでなく実行してきた。もちろん、A代表のレベルで果たしてどうかという疑問が残るのは当然だが、見守っている側としては意外に面白いことになるのではないかという感覚もある。

■舞台が変わってもバロメーターは同じ

 加入の内定している鹿島アントラーズでのプレーについて「試合に出るためにはまず周りからの信頼が必要になる。こいつ点取れるなと思わせないといけない」と語っているのだが、実は同じようなコメントを五輪代表結成当初にも残している。

 そしてこれはおそらく舞台がA代表になっても変わらないだろう。結局、上田綺世のバロメーターは「ゴール」であり、信頼を得るための唯一無二の手段。それゆえに、こんなことも言っていた。

「全試合で点を決められるFWが理想だとずっと言っているし、それが求められているとも思っている。それを常に見せ続けないといけない。点を取れない上田綺世なんて必要ない。どこのチームにいても、何の試合に出ていても、点を取れる選手でないといけない」

 9年ぶりの「大学生日本代表」となった上田だが、何となく選ばれた選手ではない。プロに行った選手たち以上に結果を残し続けて、この場に選ばれた。純正のストライカーが、南米の猛者を相手にどんな「結果」を残すのか。本人の視線は、いつもどおりゴールだけに向いている。

■上田綺世(うえだ・あやせ)

1998年8月28日生まれ、20歳。180cm/72kg。茨城県出身。利き足は右。鹿島アントラーズジュニアユースノルテ→鹿島学園高校→法政大学

【コパ・アメリカ日本代表日程(日本時間)】※全試合DAZN独占配信

グループC第1節:6月18日(火)8:00~ vsチリ
グループC第2節:6月21日(金)8:00~ vsウルグアイ
グループC第3節:6月25日(火)8:00~ vsエクアドル

▶6/25(火)までの加入で2ヶ月間無料トライアル実施中!コパ・アメリカ観るならDAZNで。

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です