格下に敗れ2連敗のローマ、指揮官フォンセカ「精神面の問題。CLはもはや不可能」

【欧州・海外サッカーニュース】ローマ（セリエA）のパウロ・フォンセカ監督は、格下のウディネーゼに敗れてCL出場が絶望的になったことを悔やんだ。

ローマの指揮官パウロ・フォンセカが、2日のウディネーゼ戦終了後、クラブ公式メディア『Roma TV』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

5位ローマは2日、セリエA第29節においてウディネーゼとホームのスタディオ・オリンピコで対戦。残留争い中のチームに対し、12分に先制点を許すと、29分にディエゴ・ペロッティが一発退場の処分を受けて厳しい戦いを強いられた。78分にも追加点を奪われたローマは0-2と敗れて2連敗。残り9試合となる中、4位アタランタとの差は12ポイントに開き、チャンピオンズリーグ（CL）出場が大きく遠ざかった。

「数的不利の中でプレーするのは難しい。確かに心配な状態ではあるが、目標のために最後まで戦っていかなければならない。しかしアタランタに追いつくのは、実質的にもはや不可能だ。私は心配だ。ナポリ戦までにチームが復調してくれることを願っている」

5日に6位ナポリとのビッグマッチを控えるローマは、エースのエディン・ジェコを温存。FWニコラ・カリニッチを先発起用したが不発に終わった。ローマ指揮官は、「ジェコは最初の2試合でプレーし、数日後にはナポリ戦があるので。カリニッチは練習で良い状態だったし、ロックダウン（都市封鎖）前のカリアリ戦でも印象的だった」と述べ、采配の理由を述べた。

最後にローマ指揮官は次戦を見据え、「戦術ではなく、メンタル面の問題がある。しかし次の試合は我々にとって重要な試合だ。チームは常に良いプレーをしてきたので、どうするべきかを知っている。ナポリ戦から再起できるよう考えていきたい」と述べた。

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