日本代表MF柴崎岳は、自身がプレーしているビジョンをしっかり思い浮かべることができているようだ。
オーストラリア戦では出場機会がなく、約2年ぶりの代表戦復帰とはいかなかった柴崎。それでも「コンディションは良く、維持できています」と話し、良い状態であることを認める。サウジアラビア戦ではゴールに直結するプレーを求められると感じているようだ。
「結構ダイレクトでゴールに直結するようなプレーが求められているので、そこは意識してやっていきたいと思います。ただ、試合のバランスですね。試合の感覚とかリズムは一定ではいけないので、しっかりと流れを見ながら自分の中で『こうしたほうがいいかな』と思うことがあれば、そういうプレーをしっかりと実行に移したいなと思っています」
さらに、本大会までの9カ月で、どこを高めていきたいかという質問には「得点力」を挙げている。
「やっぱり得点力……ゴールに絡むプレーを多くしていきたいですね。もともと自分の長所の部分でもあるので、その長所をさらに伸ばしていけるように。ワールドカップに向けて『まだまだ成長しないと戦っていけない』と監督も言っていましたし、これから9カ月、しっかりと有効に使えるようにしていきたいです」
サウジアラビア戦では「今の自分をしっかりと表現したい」と活躍を誓った柴崎。監督と話したことで、「戦術の理解度も高まった」と自信を見せる柴崎のプレーに注目したいところだ。


