リーガ2部第35節 ヌマンシア 1-1 テネリフェ
■得点者
テネリフェ:ロサノ(68分)
ヌマンシア:カルボ(92分)
23日に行われたリーガエスパニョーラ2部第35節、ヌマンシア対テネリフェの一戦は、1-1の引き分けに終わった。テネリフェMF柴崎岳は64分から途中出場している。
1部昇格へのプレーオフ権を獲得できる6位以内確保に向け、テネリフェは勝ち点を積み重ねたいところ。第34節終了時点で4位に位置するテネリフェ(勝ち点54)だが、5位カディス(勝ち点54)、6位レアル・オビエド(勝ち点53)、7位ウエスカ(勝ち点52)と下位との差はないに等しく、気を抜けない状況だ。
アウェーのヌマンシア戦で4-2-3-1を採用したマルティ監督は、柴崎をベンチスタートとする。2列目には10番を背負うスソ、チーム内得点王のアマト、縦横無尽に走り回れるアーロンが起用された。
最初のチャンスを手にしたのは、ヌマンシアだった。2分、左サイドから入ったグラウンダーのクロスに、中央でガラレッタが左足を叩く。だが寸前でテネリフェDFのブロックが間に合い、得点には至らない。
対するテネリフェは8分、アマトが決定機を得る。スソからのスルーパスに抜け出したセネガル人FWは、GKアイトールと1対1になる。右足で放たれたシュートは相手GKを意識し過ぎたか、ゴール右に外れた。
ここからはホームのヌマンシアが攻勢を強める。32分、イニゴ・ペレスの直接FKが枠を捉える。34分にはカウンターから、ペナルティエリア内でこぼれ球に反応したナチョが右足を一閃。GKダニ・エルナンデスの好守がなければ、テネリフェは失点してもおかしくなかった。
柴崎に出番が訪れたのは、64分。スソに代わってピッチに入り、左MFに配置される。すると、柴崎投入から4分後にテネリフェが先制点を記録する。左サイドを駆け上がったアーロンがピンポイントのクロスを送り、ロサノが豪快にヘディングを叩いてGKアイトールを破った。
マルティ監督は76分にロサノを下げ、オマールを投入する。この交代でアマトが1トップに、柴崎がトップ下に移り、オマールが左MFに入っている。
GKダニ・エルナンデスを中心に固い守備を見せていたテネリフェだが、アディショナルタイムにセットプレーから失点を喫する。ヌマンシアが左サイドで得たFKから、イニゴ・ペレスのキックで中央に送ると、競り勝ったカルボが頭で合わせてネットを揺らした。
テネリフェは土壇場で追いつかれたものの、勝ち点1を積み上げて3位に浮上。一方のヌマンシアは11位につけている。
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