2017-09-17 Shibasaki Gaku GetafeGetty Images

柴崎岳が語るスペイン移籍の経緯…リーガで自身が担う大きな責務とは?

ヘタフェのMF柴崎岳がリーガ公式のインタビューに応じ、スペイン移籍を選んだ経緯を明かした。

9月に行われたバルセロナ戦で負傷したものの、復帰が間もなくとなっている柴崎。鹿島アントラーズ時代にはレアル・マドリーからゴールを奪い、ヘタフェでの初ゴールはバルセロナから挙げた鮮烈なボレーとなった。“ジャイアントキラー”との呼び声もある中、柴崎は強豪からの成功体験が貴重な経験になっていると説明する。

「もちろん毎試合どんな相手でもゴールを決めたいと思ってプレーしています。その2チームから点を取れたことはもちろん良い経験にはなっていますし、自信にもなります。それを持ってこれからもそういった数多くのチームから点を奪いたいと考えていますね」

クラブ・ワールドカップでレアル・マドリーから2ゴールを挙げ、柴崎は一躍時の人なった。当時はブンデスリーガのクラブからオファーがあったとも伝えられたが、スペインでのプレーしか頭になかったという。

「ドイツでプレーしようってあまり考えてなかったんで。前からスペインでプレーしたいと考えていましたし、チャンスがそこにあったので、2部でしたけどしっかりチャンスをつかんで1部でプレーしたいというビジョンを持ってその時は決断しました」

エイバルの乾貴士とともに、日本人として世界最高のリーグでプレーすることを「誇りに思う」と話す柴崎は、アジアのレベルを上げるという責務を担っていると自覚する。

「アジアもサッカーのレベルを世界の中で上げていかないといけないと思いますし、ワールドカップではなかなかアジアは成績を残せていないので、日本のみならずアジア全体でサッカーのレベルを上げていくことが必要だと思うので、そのきっかけというか、エイバル戦もそうですけどこれからもそういったところに手助けできるようにしたいな、というふうに思ってます」

「これから日本人選手がリーガに入って来てどんどんプレーできるように僕らも日本人の価値を高めなきゃいけない」とも話し、大きな責任を担っていることを認める柴崎。ピッチ上で責務を果たせるかどうか注目したいところだ。

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