2017-10-25-kashiwa-Cristiano(C)Getty Images for DAZN

柏の“キング”クリスティアーノ「我々に求められているのは勝利だけ」…週末の再戦にも自信を見せる

天皇杯準々決勝が25日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレと柏レイソルが対戦した。試合は1-0で柏が勝利。決勝点を挙げた柏の“キング”FWクリスティアーノが、ゴールシーンなどを振り返った。

ゴールが生まれたのは61分。柏は左CKを得ると、キッカーのクリスティアーノはMFキム・ボギョンにパスを送る。クリスティアーノはリターンを受けると、ペナルティエリア手前から右足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。

クリスティアーノは「ボギョンから受けたパスが良かった。パスを受けた瞬間に顔を上げると、ペナルティエリア内に多くの選手が見えたので、思い切って右足を振りました。ペナルティエリア外からのシュートは得意ですし、思った通りの角度にボールが飛んでくれた」と、そのシーンを振り返る。

柏の下平隆宏監督は、クリスティアーノについて「チーム内でキングと呼ばれている」と話していた。クリスティアーノはリーグ戦でも、チームトップの12得点を記録。自身も「点を取ることが自分に課された最大のミッション」だと話している。

クリスティアーノは“キング”という愛称について「そういう風に呼んでもらえることは非常にうれしい」としながらも、「厳しい状況の中、ケガをしながらでも最後まで走り切る姿勢などが評価されたのだと思います。ただ、今日のゴールもそうですけど、決して私1人で成し得たことではありません」と、あくまでも個人ではなく、チーム全体での得点であることを強調した。

「川崎Fのようなビッグクラブに1得点も許さず、ゲームをコントロールできたことは、これまでの成果」と手ごたえを示すクリスティアーノ。川崎Fとは、29日に行われる明治安田生命J1リーグ第31節でも対戦するが、「勝つだけですね。Jリーグは残り4試合になりましたが、我々に求められているのは勝利だけ。今日のような戦い方ができれば、必ず勝利で終えられる」と、必勝を誓った。

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