明治安田J1リーグ第36節の柏レイソル対名古屋グランパスが8日に三協フロンテア柏スタジアムで開催された。
勝ち点1差で首位の鹿島アントラーズを追う2位の柏と、降格圏から勝ち点8差の同40で16位の名古屋が対戦。最初の決定機は名古屋で14分、ペナルティアーク右へ走りこんだ稲垣祥が縦パスを受けて中央へ折り返し。正面の木村勇大がシュートに持ち込んだが、これはGK小島亨介に遭った。
さらに名古屋は36分、相手のミスから決定機。古賀太陽のGKへの横パスの意思疎通が合わず、ゴールエリア右の永井謙佑がプレゼントパスを受ける形に。そのままシュートに持ち込んだ永井だが、素早く切り替えて間合いを詰めたGK小島亨介の好セーブに阻まれた。
0-0で迎えた後半、試合を動かしたのはハーフタイム明けにジエゴと垣田裕暉に代えて瀬川祐輔と細谷真大を投入した柏だった。47分、ボックス右に抜け出した原田亘が折り返しボールを入れると、正面でクリアしようした三國ケネディエブスのOGを誘発させて先制に成功する。
終盤にかけて、柏は守るのではなく積極的に追加点を狙いにいく。一方、森壮一朗や山岸祐也、椎橋慧也、河面旺成らを送り出した名古屋もリスクを冒して同点弾を目指す。
それでも、最後までリードを保った柏がそのまま1-0で勝利。リーグ4連勝で10試合無敗とし、今節勝利した鹿島との勝ち点1差をキープした。

