明治安田生命J2リーグ第5節が3月26日、6試合行われた。レノファ山口FCが今季初勝利、ザスパクサツ群馬は5連敗。松本山雅FCはオウンゴールによる2失点で逆転負けを喫した。
FC町田ゼルビアはFW戸島章とMF井上裕大のゴールで前半に2点を先制したが、対するツエーゲン金沢が後半にFW佐藤洸一の2試合連続ゴールなどで追い付く。ゲームは2-2のドローに終わった。3連敗中の山口は33分、敵陣の浅い位置でボールを持ったMF小塚和季が前線へ蹴り入れると、飛び出していたGKの頭上を越えてそのままゴールへ。思わぬ形で先制した山口はその1点を守り切り、カマタマーレ讃岐を1-0で下した。山口は今季初勝利。
ロアッソ熊本と大分トリニータの一戦は、43分にFW伊佐耕平のゴールで大分が先制。その後も互いに決定機を作るも得点には結び付かず、1-0で大分が「九州ダービー」を制した。大分は対熊本11戦目で初白星となった。3連勝中のアビスパ福岡は序盤から積極的に相手ゴールへ襲いかかるが、モンテディオ山形は堅い守備を見せる。山形も何度か惜しいチャンスを作ったがゴールは生まれず、スコアレスドローとなった。山形は4試合連続の引き分け。
4連敗と苦しい戦いが続く群馬は、40分にFW高井和馬のゴールで先制するも、直後にPKを与えて同点とされる。すると81分、ファジアーノ岡山のFW豊川雄太にゴールを決められ、1-2で逆転負け。群馬は5連敗となった。連勝中の松本山雅FCは15分にPKで先制したが、後半開始直後にオウンゴールで振り出しに。すると88分、またしてもオウンゴールを献上し、1-2で名古屋グランパスに敗れる結果となった。
試合結果は以下の通り。残りの5試合は25日に行われた。
明治安田生命J2リーグ第5節
3月25日
水戸ホーリーホック 1-0 愛媛FC
東京ヴェルディ 1-0 FC岐阜
京都サンガF.C. 0-1 V・ファーレン長崎
湘南ベルマーレ 2-0 ジェフユナイテッド千葉
横浜FC 0-2 徳島ヴォルティス
3月26日
ツエーゲン金沢 2-2 FC町田ゼルビア
レノファ山口FC 1-0 カマタマーレ讃岐
ロアッソ熊本 0-1 大分トリニータ
モンテディオ山形 0-0 アビスパ福岡
ザスパクサツ群馬 1-2 ファジアーノ岡山
松本山雅FC 1-2 名古屋グランパス
