鹿島アントラーズは27日、東京ヴェルディからDF安西幸輝が完全移籍で加入することを発表した。
現在22歳の安西は東京Vのアカデミー出身で、2014年からトップチームに昇格。開幕戦の松本山雅FC戦で初出場を果たすと、1年目からレギュラーに定着。以降、主力としてチームを支えた。左右のサイドバックだけでなくウイングのポジションでも起用され、今季は攻撃のキーマンとしてリーグ戦40試合3得点を記録した。今回はジュニア時代も含めると12年間所属した東京Vを離れ、新天地を求めることとなった。
移籍に際して安西は鹿島を通じて以下のようにコメントした。
「アントラーズの皆さん、はじめまして安西幸輝です。伝統のあるチームの一員になれることを嬉しく思います。一日でも早くピッチに立ち、チームに貢献したいと思います。応援よろしくお願いします！」
また、移籍元の東京Vに対しても以下のようにコメントした。
「この度、鹿島アントラーズに移籍することにしました。小学4年生の頃からこのチームに入り、12年間自分の家のように通いました。トップに入ってからはずっとヴェルディをJ1に昇格させることだけを考えて今まで努力してきましたが、自分の力が足りず、昇格させられずにこのチームを去ることを本当に申し訳なく思っています。ただ今までもこれからもヴェルディが大好きで、このクラブが自分の家だということは変わりません。これからいち選手としてより高みを目指して頑張ります。12年間本当にありがとうございました」