明治安田生命J2リーグ第9節が4月22日、8試合行われた。首位の名古屋グランパスと2位の湘南ベルマーレがともに敗れ、連敗を脱出した東京ヴェルディが首位に再浮上。V・ファーレン長崎は3連敗となった。
水戸ホーリーホックは11分にFW林陵平の2試合連続ゴールで先制。対するアビスパ福岡は59分にFWウェリントンがゴールを決めて追い付く。試合は1-1のドローに終わった。
名古屋は今季まだ1勝のレノファ山口FCと対戦。ボールを支配する名古屋がゲームを優位に進めたが、34分にカウンターからMF小野瀬康介にバースデーゴールを決められると、36分にも追加点を奪われる。山口が2-0で、今季2勝目を挙げた。
連敗中の東京Vは前半アディショナルタイムにPKで先制。さらに53分にFWアラン・ピニェイロのゴールで追加点を挙げる。60分にCKから1点を返されるも、87分に再びピニェイロが決めて勝負あり。3-1でザスパクサツ群馬を下した。群馬は依然として未勝利となっている。
連勝中のFC町田ゼルビアは10分、徳島ヴォルティスのMF前川大河に先制ゴールを決められる。町田は再三ゴールに迫るものの決定機を演出できず、1-0で徳島の勝利となった。
京都サンガF.C.は0-0で迎えた52分、前節ハットトリックを達成したFW田中マルクス闘莉王が振り向きざまのシュートを決めて先制する。しかし63分、松本山雅FCのDF飯田真輝が同点ゴール。1-1の引き分けに終わった。
愛媛FCはホームに長崎を迎えての一戦。0-0のまま前半を終えると、65分にMF小島秀仁のゴールで愛媛が先制。この1点を守り切り、愛媛が勝利を収めた。長崎は3連勝の後の3連敗となった。
湘南は大分トリニータと対戦。開始早々の5分にCKから失点を喫する。サイド攻撃やセットプレー、ミドルシュートなど、多彩な攻撃を仕掛けるも、最後まで得点を奪えず、1-0で大分が勝利。湘南は今季2敗目を喫した。
横浜FCとジェフユナイテッド千葉の対戦は、0-0で後半を迎える。横浜FCは53分にFWイバ、55分にMF野村直輝、61分にMFジョン・チュングン、69分に再び野村がゴールを決める。横浜FCが4-0の大勝を収めた。
試合結果は以下の通り。残りの3試合は23日に行われる。
明治安田生命J2リーグ第9節
4月22日
水戸ホーリーホック 1-1 アビスパ福岡
名古屋グランパス 0-2 レノファ山口FC
東京ヴェルディ 3-1 ザスパクサツ群馬
FC町田ゼルビア 0-1 徳島ヴォルティス
京都サンガF.C. 1-1 松本山雅FC
愛媛FC 1-0 V・ファーレン長崎
湘南ベルマーレ 0-1 大分トリニータ
横浜FC 4-0 ジェフユナイテッド千葉
4月23日
ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形
カマタマーレ讃岐 vs FC岐阜
ツエーゲン金沢 vs ロアッソ熊本
