Video Assistant Referee VARGetty

来季CLのビデオ判定導入は見送り…UEFA会長「急ぐべきではない」

欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は来シーズンのチャンピオンズリーグにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入しないと発表した。

VARに関してさまざまな意見が飛び交っているものの、昨年のコンフェデレーションズカップをはじめ、ブンデスリーガ、イングランドのカップ戦など世界中で導入が進められている。さらに、3月に開かれる国際サッカー評議会(IFAB)では、今夏のワールドカップで同システムが導入されるかの最終決定が下される予定だ。

しかし、チェフェリン会長は、まだビデオ判定の在り方に疑問を感じているようで、世界中の流れには反して来シーズンのチャンピオンズリーグで同システムの使用を見送るとUEFAの会議で話した。

「サポーターはVARのスクリーンを見ることができるが、それがどのように判定に影響を与えているのか誰も理解していない。我々は来シーズンのチャンピオンズリーグでもこのシステムを使用しないつもりだ。VARの導入は良いプロジェクトだと私自身は考えているが、急ぐべきではない」

高い正確性を誇るとされているVARだが、先日のFAカップ5回戦、マンチェスター・ユナイテッド対ハダースフィールド・タウンの一戦でフアン・マタのゴールが取り消されるなど、同システムに対する疑問の声が、あとを絶たない。

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0