2017-10-09-japan-kenyu sugimoto(C)青山知雄

杉本健勇、前回W杯前にアピールした先輩・柿谷をイメージ「自分もほとんど同じ状況」

日本代表は9日、日産スタジアムで公式練習を実施。FW杉本健勇(セレッソ大阪)はトレーニング終了後、10日に行われるハイチ戦に向けた意気込みを語った。

「(C大阪と日本代表では)求められるプレーが違うので、それを意識したい」と話す杉本。具体的には、「セレッソは2トップですが、代表は真ん中1枚。サイドに流れすぎると、中で勝負する人がいなくなる」と、その違いを説明する。そして「なるべく真ん中で勝負できるようにしたい。流れる時もあると思いますが、しっかり真ん中で勝負できるように」と語るなど、中央で存在感を発揮したいようだ。

杉本は、今季の明治安田生命J1リーグで全試合に先発出場しているが、日本代表では途中出場が続いた。難しさはないのだろうか。杉本は途中出場の役割について「(ゲームの)流れを変えなきゃいけない」と語ると、「難しいとか、そういうことは言っていられない。流れを変えられるプレーをしないといけない」と続けた。

「全員がアピールしたいし、全員が自分のプレーを見せたいと思う。自分もそうです」と語る杉本だが、「周りを生かさないと自分も生かしてもらえない」とも言う。そして「自分よがりのプレーばっかりになるのではなく、落ちついて周りを見ながらプレーできるようにしたい」と、自身が結果を残すためにも、チームとして戦うことが重要だと説いた。

2014年のワールドカップ・ブラジル大会では、2013年に代表デビューした大迫勇也(ケルン/ドイツ)、柿谷曜一朗(C大阪)が、本大会出場をつかみ取った。2選手のようなイメージを持っているのか。その問いに杉本は、次のように答えた。

「僕も思ってましたよ。僕の記憶では、曜一朗君とか予選はほとんど出てないと思うのですが、(W杯の)最終メンバーに入っていた。自分もほとんど同じ状況です。だからしっかり、親善試合ですけど、こういうところで見せたいというか、結果も欲しいです。同じことになるか分からないですけど、しっかり最後まで残りたい」

▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう
広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0