2017-06-14-japan-keisuke-honda(C)Getty Images

本田圭佑、若手の精神面を指摘「持ってる力の半分くらいしか出せていない」

2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選で日本代表はイラク代表と対戦し、1-1で引き分けた。試合後、日本代表FW本田圭佑が試合を振り返った。

試合当日に31歳の誕生日を迎え、ゲームキャプテンも務めたが、それについては「関係ないですね」と一言。結果について聞かれると「悔しいですけど、仕方ないです」と答えた。

試合終了直後は悔しさをにじませていたが、「勝っていたら、だいぶ楽だったんで。とはいえ、次の試合を勝たないといけないという点では別に……。中途半端に次の試合引き分けてOKというよりも、クリアになっていいのかなと思います。ポジティブに受け止めたいなと思ってます。まあ非常に悔しいですね」と、すでに気持ちを切り替えていることを強調した。

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右サイドでタメを作るプレーをしていたが、その点については「相手のサイドバックも嫌がってました。落ち着かせるという点では問題なかったですけど」としながらも、「アタッキングサードに入ってからのチームの意識は、満足はしてないですね。非常に悔しかったです。もう少しチャンスを作りたかったですね」と、攻撃面での課題を挙げた。

「若い選手が自由にやれていない」と指摘していたが、その点について聞かれると「変な誤解も招くし、あんまり喋りたくない」と前置きしつつ、「監督がやりたいサッカーはしっかりとあって、それをストレートに伝える人なんで、若い選手は聞きすぎてしまうっていう意味ですね。うまく消化し切れない」と、その意図を説明。「(監督の言っていることの)整理がうまくできず、こういう大事な試合で自分の持ってる力の半分くらいしか出せない選手も実際にいる。それは技術的な問題ではなくて、精神的な問題」と続けた。

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