日本代表FW本田圭佑は、独自の感性や感覚を持って移籍先を選ぼうとしている。
冒頭で自身のコンディションについて本田は「フィジカル的には問題ないですよね。ただまあ感覚的なものっていうのはもちろんやってみなければ分からないところもあります」と話した。すでに所属クラブのミランを退団することを発表しているため、話は移籍へと及んだが、「どんな話も聞いてみようという心構えではいます」と語り、このように続ける。
「自分が面白い、自分が成長できる、刺激的なところにつねに挑戦心を持っていっています。面白くて行きたいと思えるクラブがあるかどうかが、ものすごく重要ですよね。そこの次に試合に出れるかなとか、ということは考えるんでしょうけど、それが最初にはまず来ないですね」
エデン・アザールらトッププレイヤーの動きがあった後に、自身も含めた中堅選手の玉突き移籍が起きると予測した本田。求める“刺激”は日本にはないことも明かしている。
「正直言うと、日本という選択肢は考えたことないです。ないですね。悪くとらないでくださいね。日本には僕がいなくてもいっぱい頑張ってる選手もいるし、僕がいなくてもたくさん日本人がいるので。日本ではちょっと窮屈で、海外の2メートルの男とケンカしたい日本人っていうのもいるわけです。そういうところに刺激を求めているやつも何人かは日本人としていないといけないというところで、我々の役割分担というのも、職種に関わらず、あるという。そんなふうに考えてます」
独特の表現を用いながら、海外でのプレー続行を望んだ本田は、アメリカ、中国などについても「オープンマインド」と説明し、今後もその動向には注目が集まりそうだ。
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