メキシコリーグの17-18シーズン、アペルトゥーラ(開幕ステージ)第6節パチューカvsベラクルスは4-1でパチューカが勝利を収めた。日本代表の本田圭佑は58分から途中出場を果たし、73分にはカウンターの場面で抜け出すと、ペナルティーエリア外から強烈なミドルでネットを揺らした。
北米大手メディア『ESPN』は、本田について、「見事なデビューを見せた本田が、早くもパチューカで適応している」との見出しで、報じている。
記事では「メキシコのパチューカに加わった本田がメキシコリーグで注目を集める存在になるまで、それほど時間はかからなかった。彼がメキシコで初ゴールを決めるまで、ピッチ上で15分あれば十分だった。それは本田のスピードとシュートの正確さが際立った驚異的なプレー。パチューカが過去2年間で育んできた攻撃的なスタイルが再び軌道に乗ったように」と紹介。
試合後の会見で本田が語った言葉「1カ月ほどプレーしていなかったので、不安は感じていた。だけど、ピッチにやっと立つことができて、とても興奮したよ」という本人の言葉を交えて伝えている。
本田は「皆さんご存知かもしれませんが、僕はまだスペイン語をうまく話すことができません。今、頑張って勉強しているところです」と発言。同メディアによると、スペイン語で行われているチームの話し合いについて、スペイン語と英語を話せるアルゼンチン国籍のアシスタントコーチ、クラウディオ・アルセノが橋渡し役になっているという。
記事ではディエゴ・アロンソ監督の本田に対する言葉「彼はメキシコサッカーに多くのものをもたらしてくれる存在だ。彼がここでプレーしているということは、心強い」を紹介。
また、週末に控えている第7節、アウェーでのティファナ戦については「ベラクルス戦で複数の負傷者が出ていることもあり、パチューカはピッチに送り出すメンバーを大きく入れ替えることになるだろう。本田は次の試合でさらに多くの時間、ピッチでプレーする可能性が高い。彼はロシア・ワールドカップの最終予選に向けて、モチベーションを高めている」と続け、次節で本田の出場時間はさらに増すと予想している。
▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう