本田圭佑所属ボタフォゴの試合も延期…ブラジルでも新型コロナ影響で複数大会が中断

ブラジルサッカー連盟（CBF）は16日、新型コロナウイルスの影響を受けてすべての大会を中断することを発表した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。現在ヨーロッパを中心に感染者数が急増しており、イタリアやスペインでは非常事態宣言も発表された。すでに欧州主要リーグのほぼすべてが延期となっており、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグも中断。サッカー界にも深刻な影響を与えている。

これに続き、感染者が増え始めたブラジルでも、CBF管轄の大会は中断することになった。CBFは公式サイトで「コパ・ド・ブラジル、ブラジル女子選手権（A1、A2）、U-17ブラジル選手権、U-20コパ・ド・ブラジルを無期限に停止する」と発表している。なお州ごとの大会については、「各連盟の自治を尊重する」とも明かしている。

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『Dictation』によると、すでにミナスジェライス州が15日にミネイロ選手権の中断を発表済み。一部予選の2つのラウンドを残して、延期が決定している。またサンパウロとリオデジャネイロ州の連盟は、16日に会議を開催。サンパウロの連盟は無期限の中断を決断した。

さらに『Globo』によると、リオデジャネイロ州連盟はカンピオナート・カリオカ（リオデジャネイロ州選手権）を15日間にわたって中断すると発表。CBFからは延期に伴い日程延長の保証を受け、全会一致で決定が下されたようだ。

次の試合

15日には第3節が行われ、ボタフォゴ対BANGU戦（1-1）では、1月にボタフォゴへ加入した元日本代表MF本田圭佑がデビュー。無観客試合の中でいきなりゴールを奪い、ファンに歓喜をもたらしていた。しかし、コロナウイルスへの対策として、大会中断が決定している。

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