パチューカに所属する日本代表のMF本田圭佑が25日、公式ツイッターを更新し、メキシコ地震の被災者のために50万ペソ(約311万円)を寄付したことを発表した。
本田は今夏、3年半を過ごしたミランを退団し、パチューカに入団。メキシコリーグの17-18シーズン、アペルトゥーラ(開幕ステージ)ベラクルス戦で途中出場を果たし、デビュー戦でゴールを決めた。
しかし本田が新天地として選んだメキシコでは、7日と23日に南部、19日に中部を大地震が発生。首都メキシコ市などで甚大な被害が出ており、死者は300人以上に上った。M7.1を記録した19日の地震の後には、「また…。言葉がありません。メキシコの人々に起きたことを、とても残念に思います」と英語で投稿し、度重なる地震に見舞われた被災者を気遣った。
25日には、現地のファンに向けてスペイン語で、「メキシコ赤十字を通じて50万ペソの義援金を贈りました。痛みを癒すことができないのは分かっていますが、僕の立場からできる形で力になりたいと思いました」と綴り、手を差し伸べた。
またパチューカの親会社であるグルポ・パチューカもツイッター上で600万ペソ(約3700万円)の義援金を送ることを発表した。なお本田は昨年4月、熊本地震の被災地支援として熊本県に1000万円を寄付したほか、8月にはイタリア中部地震の被災地に2万ユーロ(約265万円)の寄付を行っている。
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