2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選に向けて始動開始した日本代表。合宿2日目となる28日から練習に合流した本田圭佑が、練習後にスターティングメンバー入りへの意欲を語った。
メキシコの名門クラブ・パチューカへ移籍し、メキシコリーグでの初出場と初ゴールを果たした本田。日本とメキシコでは約14時間の時差がある。時差の影響を聞かれると「まだ分からないですね」と回答。「昼寝はもちろんしなかったんで、うまく寝られればいいなと思ってます。寝られると思いますけどね」と、コンディションに問題はなさそうだ。
本田の所属するパチューカの本拠地、パチューカ・デ・ソトは標高約2400メートルの高地にある。標高差については「まだ練習も普通にしてるわけじゃないし、今日の感じだけでは分からない」と答えるも、「向こう(メキシコ)の方が標高が高い分だけ涼しい気候ですね」と日本の暑さと湿度を感じていた。
パチューカと日本代表ではポジションも、求められることも違う。オーストラリア代表戦まで時間はないが「時間ないのは向こう(オーストラリア代表)も一緒」と話すも、「ホームの利を生かす」ことを口にした。ポジションや連携に関しては、「こっち(日本代表)で出る場合は右(サイド)で出ると思うし、周り(の選手)は違和感ないと思うんですよね。いつも僕とやる時は『右の本田圭佑』っていうのをある程度分かってる選手がいる」と、不安はないようだ。
日本代表として27人の選手が招集されたが、「僕は11人の招集でも入るつもり」とスタメン出場への意欲を見せる。また、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が本田について「万全の状態ではない」と話していることに触れ、「そういうコメントもしてると思いますけど、自分もある程度のことを見せないと、もちろんピッチには立てない」と、自分の置かれている状況を冷静に語った。
「駆け引きはない。思い切って強気でやる」ことをチームのテーマとした本田。「強気で同じベクトルを向いてやるっていうのは難しいけど、それをテーマに進めていくのが最良だと考えています。あんまり余計なことは言わない方がいいかな」と自身の考えを述べた。
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