2017-12-16-honda(C) Getty Images

本田圭佑は温存で出番なし…パチューカが4ゴール大勝で“世界3位”/クラブW杯・3位決定戦

■CWC 3位決定戦 アル・ジャジーラ 1-4 パチューカ

アル・ジャジーラ:アルレジ(57分)
パチューカ:ウレタビスカヤ(37分)、ハラ(60分)デ・ラ・ロサ(79分)、サガル(84分)

FIFAクラブワールドカップ UAE 2017の3位決定戦が16日にUAE(アラブ首長国連邦)のアブダビで行われ、アル・ジャジーラ(UAE/開催国代表)とパチューカ(メキシコ/北中米カリブ海代表)が対戦した。試合はパチューカが4-1でアル・ジャジーラを下し、クラブ史上最高の3位で大会を終えた。なお、パチューカに所属する本田圭佑に出場機会は訪れなかった。

クラブ世界一を決めるクラブW杯。3位決定戦では準決勝でレアル・マドリー(スペイン/欧州代表)に敗れたアル・ジャジーラと、グレミオ(ブラジル/南米代表)に敗れたパチューカが激突した。

最初のチャンスはパチューカ。17分、左サイドでFKを獲得すると、ホナタン・ウレタビスカヤがクロスを入れる。DFが競り合ったボールが左ポストを直撃。こぼれ球にオスカル・ムリージョが飛び込んだが、ヘディングシュートはクロスバーの上に外れた。

さらにパチューカの攻撃が続く。30分、ペナルティエリア内右でボールを持ったアンジェロ・サガルが、ターンで相手DFをかわして左足シュート。しかし、ボールは惜しくも枠の左へ外れた。

スコアが動いたのは37分。パチューカが高い位置でボールを奪うと、20番のスルーパスから抜け出したホナタン・ウレタビスカヤがドリブルでゴール前まで持ち込み、GKとの一対一からコースを狙ったシュート。これがゴールネットを揺らし、パチューカが先制に成功した。このまま1-0で前半終了を迎える。

後半に入ると、ホームのアル・ジャジーラが反撃に出る。57分、ペナルティエリア内左でボールを持ったロマリーニョがドリブルで最終ラインを突破。GKが身体で防いだところをブスファがシュートすると、DFにブロックされたセカンドボールをハルファン・アルレジが押し込む。これがゴールネットを揺らし、アル・ジャジーラが同点に追いついた。

しかし、直後の60分に再び試合が動く。ロングボールに抜け出したサガルが左サイドからグラウンダーのクロス。ゴール前に飛び込んだフランコ・ハラが押し込み、パチューカがリードを奪った。

さらに79分、直前に交代で入った17歳のロベルト・デ・ラ・ロサがDFの裏に抜け出すと、GKとの一対一を制して追加点を奪った。84分にはサガルがPKをゴール左下に決め、パチューカがリードを広げた。このまま試合は4-1でパチューカが勝利。3位で大会を終えた。

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