2017-03-29-japan-keisuke-honda

本田圭佑による新たな問題提起「意外に守備に問題があったりするんじゃないか」

28日に行われたロシア・ワールドカップ・アジア最終予選で、日本代表がタイ代表を4-0で下した。とはいえ、盤石の試合運びを見せたわけではない。とりわけ安定感を欠いたのが、チーム2点目が生まれた19分から久保裕也の追加点が決まる57分までの時間帯だ。タイに攻め込まれるシーンが相次ぎ、何度となくゴールを脅かされた。

その引き金となったのが、不用意なパスミスの連発だった。組み立てや仕掛けの局面であっさりとボールを失っては、タイにカウンターのチャンスを与えていた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「組み立てる時、選手同士の距離が広がっていたうえ、連動した動きが少なく、ボールを繋いでいくのが困難だった」と悔やんでいる。

前半途中までまずまずの連携を見せていながら、なぜ突如として選手同士の距離が広がってしまったのか。CBとして先発フル出場した森重真人は言う。

「前半の終わりが近づくにつれて自分たちの足が止まって、プレーすることをやめてしまった。(コンディションの問題ではなく)自分たちの意識、頭の中の問題かと思います」

ここで興味深いのは、本田圭佑が全く別の見解を示していることだ。66分からピッチに立ったレフティは「結果と関係のないところで何かを感じてプレーしないといけないと思っていた」と前置きしたうえで、攻撃、繋ぎが機能しなかった理由を力説する。

「守備の時に両サイドアタッカーが引きすぎてしまって、取った時にいるべきところにいない。オカ(岡崎慎司)しかいなくて失うというケースがあったので、攻撃、繋ぎに問題があるというより、意外に守備のやり方に問題があったりするんじゃないか」

ハリルホジッチ監督は「この代表ではサイド(アタッカー)のアップダウンが激しく、コンディションがよくなければその役割を果たすことができない」と語っていたが、そのサイドの役割自体に疑問を投げかけた格好だ。また、本田はワールドカップ本大会を見据えたうえで、タイ戦のような戦い方で「いいとは思ってないです」とも口にしている。もちろん、監督批判をする気などないはずだが、気がかりな発言ではある。

日本代表の次戦は6月13日、アウェーでイラクと対戦する。タイ戦で新たな課題が浮かび上がったチームはどんな戦いを見せるのだろうか。

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