本田圭佑がCSKA時代の恩師率いるフィテッセと契約の可能性も？前線3選手が膝負傷で長期離脱中

フィテッセの練習に参加する予定の本田圭佑が同クラブと契約するチャンスがあるようだ。オランダ『De Gelderlander』が伝えている。

オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーを退団して以降、選手としては無所属の続く本田。先日からマンチェスター・ユナイテッドや古巣ミランに逆オファーをするなど所属クラブ探しに躍起になっていた同選手は30日、CSKAモスクワ時代のレオニド・スルツキ監督率いるオランダ・エールディヴィジのフィテッセでトレーニングを開始することを発表した。

これを受け『De Gelderlander』は、「スルツキがホンダをフィテッセに連れてきた」と題して報じる。33歳の日本代表MFは、指揮官だけではなく、フィテッセのテクニカルディレクターを務めるモハメド・アラッハ氏ともVVVフェンロ時代から知れた中であり、このトレーニング参加が大きな転機になる可能性もある。

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さらに、同メディアは「スルツキはチームの強化を目指している」と伝え、「膝の負傷により、ヒラリー・ゴング、チャーリー・ムソンダをシーズンを通して起用できない。さらに、膝を故障したウサマ・タナーヌもウィンターブレイク明けまでプレーできない」と前線に負傷者を抱えるチーム事情も本田との契約の追い風になるようだ。

5カ月間にわたり、公式戦から離れている本田は、海外初挑戦となったオランダの地でこのチャンスを活かし、再びピッチの上でその雄姿を見せてくれるのだろうか。