「全体的にこれから強くならないとダメだと思う」
歓喜の先制点も束の間、北海道コンサドーレ札幌は清水エスパルスに3ゴールを許して逆転負けを喫した。これで公式戦未だ勝利なし。今季初ゴールを決めたFWジェイも危機感を募らせる。
「いいスタートができたのに、相手にゴールを決められて、それでちょっといきなり自信がなくなった感じがした」
札幌は前半の15分、駒井善成のクロスにジェイが頭で合わせて先制点を奪取。狙い通りの展開に今季初勝利を予感させた。しかし、26分に清水のクリスランに左足で決められると、後半立て続けに2失点を許した。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督も「リードしたまでは良かった」としながらも「あってはいけない失点を許した」と総括。失点したことで「選手たちがあまり勇気を持てないような展開になってしまった」と悔やんだ。
ジェイも立ち上がりは「新しいスタイル、攻撃的なスタイルで、いいプレーもできた」と一定の満足感は示しつつも「自分たちがボールを持っているときの集中力がちょっと足りない感じがする。そして、ミスして相手にカウンターを許してしまった。攻撃のところはうまくできたと思うけど、やっぱり守備はうまくならないといけない」と課題点を挙げる。
ペトロヴィッチ体制となった札幌は、今冬の移籍市場で活発な動きを見せた。駒井を浦和レッズから、三好康児を川崎フロンターレからそれぞれ期限付き移籍で加入したほか、サンフレッチェ広島から宮吉拓実を完全移籍で獲得。挙って若い戦力を迎え入れた。
ペトロヴィッチ監督は「非常に将来性が期待できるチームだと思っているし、今はまだ勉強代を払っている状況。必ず選手たちは勉強、負けた反省から必ず成長してくれる。必ずや結果を残せるチームになっていくと思う」と今後に期待感を示す。
ジェイもまた「強くなるために毎日練習を頑張りたい」とこの敗戦を糧に前へ進んでいくことを誓った。
「次は(ルヴァンカップの)ジュビロ戦があるから、ホームでいいパフォーマンスを見せたい」
公式戦で未だ勝利はない。それでも新生・札幌は立ち止まることなく突き進んでいく。
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