ルーカス・ポドルスキは、自身の去就に関して決断を急いでいないようだ。ドイツ『キッカー』『ビルト』など複数メディアがコメントを紹介した。
今月いっぱいでヴィッセル神戸との契約が満了となる現在34歳のポドルスキ。古巣ケルンやポーランド、アメリカやメキシコ、ブラジル、さらにマレーシアなどのクラブが新天地として取りざたされている。
そして12日に母国でインドアサッカー大会に参加した元ドイツ代表FWは、取材陣に今後のキャリアについて問われ「地図にナイフを投げ、刺さったところに向かうわけではないし、毎晩悩みながらベッドに入るわけでもない」とコメント。「リラックスしているんだ。いい話があるかもしれないし何もないかもしれない」とも語った。
ポドルスキはまた、“いくつかのクラブ”にはすでに断りを入れたことを明かし、「街やファン、スタジアム、プロジェクト、子供たちの学校、すべてが整っていなければいけない」と新天地での環境に関する条件も示唆。その一方で、愛するケルンへの復帰の可能性については、このように述べた。
「ミーティングの予定はある。それから様子を見たい。幹部からはここ数カ月何も聞いていない。ホルスト・ヘルト(競技部門担当のゼネラルマネジャー)と電話で話したことはあるけどね。いい会話だったよ」
「ドイツでは、もうほかのクラブでプレーすることは絶対にないだろう。1部、2部問わずにね。過去に何度かドイツのクラブから問い合わせがあったが、それに関しては除外する」
なおポドルスキは、ドイツメディアでは神戸との契約延長の可能性に触れず。もはや日本に残るシナリオは選択肢に入れていないのかもしれない。
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