アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督にとって、サンティ・カソルラの負傷は過去最悪のケースだったようだ。
アキレス腱を負傷し、2016年10月を最後に1年以上離脱しているカソルラ。先日には、手術後の感染症が原因で片足を失う可能性があったと公表していた。ヴェンゲル監督も同選手の状態は深刻だとし、みてきた中で“最悪のケース”だったと語っている。
18日に行われるトッテナム戦を前にした会見で、カソルラについて問われたヴェンゲル監督は、「私が知っている限りで最悪の負傷だ。最初はわずかな痛みだったが、その状態は日に日に悪くなった」と、話している。
続けて「サンティがどれだけフットボールを愛していて、毎日でも練習したいという熱意を持っていることを知っている。信じられないことが彼の身に起きて、本当に残念な気持ちでいっぱいだ。彼にはできることをやってくれとだけ伝えたが、最近は話していない。しかし、彼の復帰を願っている。1月に彼がここに戻ってくることを信じている」とカソルラの復帰を心待ちにし、年明けに復帰できることを願っている。
また、長期離脱から復帰して好調をキープしているジャック・ウィルシャーについては、「コンディションを維持して、ハードワークを続けることが彼のすべきことだ。彼は(イングランド代表監督のガレス)サウスゲイトの構想の中に入ることになるだろう。創造力が彼の最大の長所で、完全復活までもう少しのところまで来ている」と復調に手ごたえを感じているようだ。


