■ブンデスリーガ第18節 ケルン 2-1 ボルシアMG
ケルン:セーレンセン(34分)、テロッデ(90+5分)
ボルシアMG:ラファエル(69分)
ブンデスリーガ第18節が14日に行われ、ケルンとボルシア・メンヒェングラッドバッハのダービーマッチが行われた。
肺炎で戦線を離脱していた大迫勇也がベンチに戻り、ヨナス・ヘクターは先発復帰している。
ケルンは大迫不在の影響もあり、前線で起点ができず、なかなか攻撃の形を作れない。一方のボルシアMGは丁寧にビルドアップを行い、チャンスをうかがう。
それでもゴールの匂いが漂うのはセットプレー時。コーナーキックでボルシアMGのMFクリストフ・クラマーが決定的なシュートを放ち、スタジアムを沸かせる。ケルンも素早いスローインから活路を見出す。
するとスコアが動いたのはやはりセットプレーから。34分、ミロ・ヨイッチのFKをファーでフレデリック・セーレンセンが合わせ、ケルンが大きな先制点を手にする。前半はホームのケルンが1点をリードして終了。
後半開始からボルシアMGはラファエルを投入すると、ワンサイドペースに。ケルンは身体を張った守備で何とか耐えるが、69分についに決壊。パトリック・ヘアマンのシュートを一度はGKティモ・ホルンが止め、ラファエルのシュートもDFがブロックするものの、再びラファエルが押し込み、スコアは1-1に。
その後は決定機を作るのはボルシアMG。しかし、フィニッシュがことごとく枠内に外れ、逆転弾には至らない。
このまま試合が終了すると思われたアディショナルタイム5分台に試合は再度動く。左サイドからのクロスにシモン・テロッデが頭で合わせると、ゴール右にボールは収まった。
劇的なAT弾で勝利したケルンはリーグ戦2勝目を記録。後期開幕戦を最高の勝利、ファンとともに喜びを分かち合った。




